『東京喰種』の世界において、喰種の中でも特に強大な力を持つのが「赫者(かくじゃ)」と呼ばれる存在です。
赫者とは、喰種が特定の条件を満たすことで覚醒し、通常の赫子を超えた圧倒的な戦闘力を持つ形態のこと。
赫子が暴走し、身体を大きく変異させることで強化される一方、精神への影響や暴走のリスクも伴います。
本記事では、赫者とは何かを詳しく解説し、実際に赫者化した喰種たちを一覧で紹介します。
カネキ、エト、ヤモリ、タタラなど、それぞれの赫者の特徴や戦闘スタイル、覚醒の背景を徹底分析!
赫者たちの強さや魅力を深掘りし、『東京喰種』のバトルシーンをさらに楽しめるよう解説していきます。
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赫者一覧&赫者化した喰種の能力や強さを徹底解説

- 金木研『ムカデ』
「半赫者」タイプ:鱗赫 レート:SS - 芳村エト『隻眼の梟』
「赫者」タイプ:羽赫 レート:SSS - 芳村店長
「赫者」タイプ:羽赫 レート:SSS - タタラ
「赫者」タイプ:尾赫 レートSS~ - オウル
「赫者」タイプ:羽赫 レートSS+ - ヤモリ『13区のジェイソン』
「半赫者」タイプ:鱗赫 レート:S+ - ノロ
「赫者」タイプ:尾赫 レート:SS - ウタ
「赫者」タイプ:甲赫 レート:SS - 霧島新
「赫者」タイプ:甲赫 レート:SS - 亜門『フロッピー』
「赫者」タイプ:甲赫 レート:不明 - クロ
「半赫者」タイプ:鱗赫 レート:SS - ロマ『うろんの母』
「赫者」タイプ:尾赫 レート:SSS - 旧多
「赫者」タイプ:鱗赫 レート:不明 - 死堪(シコラエ)
「赫者」タイプ:すべて レート:不明
赫者化した喰種は、通常の喰種を超える圧倒的な戦闘力を誇ります。
赫子が全身を覆い、攻撃力・防御力ともに大幅に強化されるのが特徴です。
カネキやエト、タタラなど、赫者化した喰種たちの能力や戦闘スタイルを詳しく解説します!
※読み方:鱗赫(りんかく)、甲赫(こうかく)、羽赫(うかく)、尾赫(びかく)
金木研の半赫者化&特徴と戦闘能力

金木の半赫者化した姿は、特徴的な一つ目の仮面を形成し、赫子はムカデのような形状をしています。また、カネキは複数の赫包を持っており、通常の喰種よりも圧倒的な戦闘能力を誇ります。

戦闘スタイルは、素早いスピードと鱗赫特有の高い攻撃力を兼ね備えたバランス型であり、その強さは篠原特等が装着していた「SSレート甲赫のアラタ」を一撃で破壊するほどです。
金木自身がもともと回避能力に優れていたこともあり、戦闘では高い機動力を活かした回避行動を得意としています。
しかし、その強大な力とは裏腹に、精神的には極めて不安定で、喰種の中でも特に狂気に満ちた行動を取ることが多いのも特徴です。
以下に半赫者になった金木研の解説をしている動画を紹介します。ぜひ視聴してみてください。
芳村エトの赫者化・特徴と戦闘能力

エトの赫者化は、『東京喰種』の中でも最も強力な赫者の1人とされています。
赫者化すると、体は巨大なフクロウのような姿へと変貌し、全身が赫子で覆われて圧倒的な戦闘形態になります。
この姿から「隻眼の梟(フクロウ)」と呼ばれ、CCGから恐れられました。
エトの赫者の特徴は、羽赫の俊敏性と強力な打撃力を兼ね備えている点です。
父親のように赫子をショットガンのように飛ばし戦うことができ、肩からはブレードのような赫子で戦うこともでます。
遠距離・近距離の両方で高い戦闘能力を発揮します。
さらに、エトは赫者化しても高い知能を維持し、冷静な判断力を持っています。
そのため、戦闘ではただ暴れるのではなく、相手の心理や戦術を見極めながら立ち回ることができるのもエトの強みです。
【東京喰種】エトの真の正体とは?彼女の魅力も含めて徹底解説!で「隻眼の梟」エトについて詳しく解説しましたので、気になる方はぜひ読んでみてください。
合わせて動画も紹介しましたので、気になる方はぜひ視聴してみてください。
芳村店長の赫者化・特徴と戦闘能力

芳村功善(よしむら・くぜん)の赫者化は、かつて「隻眼の梟(フクロウ)」と呼ばれた伝説的な存在です。
CCGからはSSSレートとして危険視されていました。
赫者化すると、芳村の体は巨大なフクロウのような姿へと変貌し、全身が赫子で覆われた圧倒的な防御力と攻撃力を持つ形態になります。
この赫者の姿は、後に娘であるエトの赫者形態と酷似しているのが特徴です。
芳村の赫者の戦闘能力は、羽赫によりショットガンのような攻撃と肩から伸びるブレードによる攻撃が非常に強力かつ防御力も高いのが特徴です。
戦闘継続能力も高くスタミナ切れがない所も強みです。
芳村は赫者化しても理性を失わず、冷静な判断力と戦闘経験に裏打ちされた的確な戦術で戦います。
タタラの赫者化・特徴と戦闘能力

タタラは、アオギリの樹の幹部であり、中国出身の喰種として「元・赤舌連」首領の血縁者です。
赫者化すると、全身が赫子で包まれ、まるで炎をまとったような異様な姿に変貌します。
赫者の形態では、赫子が甲冑のように全身を覆い、さらなる防御力と攻撃力を獲得します。
タタラの赫者最大の特徴は、灼熱の赫子を発生させる能力です。
タタラの赫子は通常の赫者とは異なり、高熱を発する特殊な性質を持ち、敵を焼き尽くす攻撃が可能です。
その温度は4000℃を超える高熱の射出であり、接触するだけで相手に致命的なダメージを与えます。
タタラの戦闘スタイルは、高い耐久力と火力を活かした圧倒的なパワー型です。
赫者化したタタラは、圧倒的な火力と赫子を振るいながら敵を一掃するスタイルを持ちます。
オウルの赫者化・特徴と戦闘能力

滝澤政道(たきざわ・せいどう)は、CCGの捜査官から喰種へと転落し、「オウル」の名で恐れられる喰種となりました。
滝澤はアオギリの樹による実験で半喰種化され、隻眼の喰種になってしまいました。
なぜ喰種になったか詳しく知りたい方はなぜ滝澤政道は喰種になったのか?その真相と悲劇の過去で解説しているので、ぜひ読んでみてください。
滝澤の戦闘スタイルは自分ごと相手を巻き込んで攻撃するのが得意です。
非常に攻撃的で、圧倒的な力とスピードを活かした近接戦闘を得意としつつも遠距離での赫子を飛ばした範囲攻撃も優秀です。
赫子の再生能力も異常にたかく、嘉納の拷問により痛みに慣れてます。
自分の身体を犠牲にしながら相手に攻撃をする戦闘が非常に強く相手に恐怖させます。
半赫者化になるとオウルの攻撃性を増幅させます。
一方で、狂気的な行動を取ることが多くなりこの精神的不安定さは、時としてオウル自身の判断力を鈍らせ、無謀な行動を取る原因ともなります。
また、東京喰種:re11巻の亜門との戦闘では半赫者から完全な赫者として赫子をコントロールできるようになりました。
滝澤政道、オウルについて詳しく知りたい方は以下に記事を紹介してますのでぜひ読んでみてください。
【主役級キャラ】オウルの魅力を徹底解説!
滝澤政道のすべてがここに!「東京喰種」で描かれる悲劇と狂気の裏側
ヤモリの半赫者化・特徴と戦闘能力

ヤモリはCCGの監獄から脱獄してから「共食い」をすれば喰種の力が強まるという迷信を信じて共食いをした結果、赫子のキレが増して半赫者化するようになりました。
ヤモリは半赫者化すると右腕、右上半身と頭部が赫子で覆われます。
打撃力が非常に増して一撃一撃が非常に重く近距離戦に強いのが特徴です。
『この世のすべての不利益は当人の能力不足』という名言が有名です。
【東京喰種】魂に残る名言&セリフを考察とともに紹介で詳しく解説しているので、よければ読んでみてください。
ノロの赫者化・特徴と戦闘能力
ノロは、アオギリの樹の幹部として暗躍する「謎多き喰種」であり、その赫者形態は『東京喰種』の中でも異質な存在として描かれています。
赫者化すると、巨大な体躯と異様な赫子の形状を持ち、その姿はまるで異形の怪物のように変貌します。
ノロの赫者最大の特徴は、驚異的な再生能力です。ノロはどれほどのダメージを受けても即座に再生する能力を持ち、頭部を吹き飛ばされても短時間で復活します。
ノロの赫子は攻撃力にも優れ、巨大な赫子を振り回しながら広範囲の敵を一掃することができます。
その攻撃は素早く、まるで鞭のようにしなやかに変形しながら、複数の標的を同時に襲うことが可能です。
さらに、再生力も高く、単独では倒すことがほぼ不可能な存在として描かれています。
ノロの赫者化は、圧倒的な再生力と攻撃力を兼ね備えており、個としての戦闘能力は作中トップクラスの強さを誇ります。
しかし、理性をほとんど失っているような戦闘スタイルで、単独で暴れ回ることが多く、戦術的な行動はあまり見られません。
それでも、ノロの赫者としての存在感は圧倒的であり、まさに「アオギリの樹」の恐怖の象徴とも言える存在です。
ウタ・ノーフェイス赫者化の特徴と能力

ウタは「ピエロ」の幹部として活動する喰種であり、その赫者化は非常に特殊なものとなっています。
赫者化すると、ウタの顔は異様な形に変貌し、全身が赫子で覆われ、まるでのっぺらぼうのような姿になります。
防御力も非常に高くなり四方の強力な電撃の赫子も通さないほどです。
ウタは赫者化しても冷静な判断を保ちながら戦うことができます。
狂気的な一面を持ちながらも、純粋な暴力ではなく心理戦や相手の精神を揺さぶる戦闘を得意とし、赫者の能力を最大限に活かした独自の戦闘スタイルを確立しています。
そのため、ウタの赫者化は他の赫者と比べても異質な存在感を放っています。
ウタの名言で『私はあなたとともに生きてはいけない』、『私はあなたなしでは生きていけない』を【東京喰種】魂に残る名言&セリフを考察とともに紹介で解説しているので、よければ読んでみてください。
霧島新:骸拾いのアラタ・赫者化の特徴

霧島アラタは、霧島トーカと霧島アヤトの父親であり、かつてCCGからは「骸拾いのアラタ」と呼ばれたSSレートの強力な喰種です。
東京喰種では既に死亡しており戦闘シーンはないが、CCGが装着型のクインケとして使用していました。
非常に防御力の高く、隻眼の梟の赫子のショットガンを防ぐほどの性能がウリでした。
亜門鋼太郎・赫者化、赫子の暴走

亜門鋼太朗は、かつてCCGのエリート捜査官として活躍していました。
しかし、アオギリの樹に拉致された後、実験により半喰種化され、「フロッピー」、失敗作と呼ばれる存在になりました。
亜門の赫者化は、通常の赫者とは異なり、不完全で制御が困難な暴走状態が特徴です。
赫者化すると、亜門の体は大きく変異し、筋肉質な巨体に赫子が絡みつく異形の姿へと変わります。
亜門の赫子は甲赫の耐久力と攻撃力を兼ね備えた強力なもので、特に赫者化した際には圧倒的な破壊力を発揮します。
クロ・半赫者化の特徴と戦闘スタイル

クロ(安久黒奈)は、元CCGの捜査官でありながら嘉納の実験により半喰種化した元人間です。
双子の姉妹であるシロ(安久奈白)と共に行動していました。
クロナの半赫者化は、赫子の特性を強化しながらも、完全な赫者には至らない不安定な形態であり、戦闘力と狂気が増幅されるのが特徴です。
半赫者化したクロの赫子は、鱗赫の特性を持ち、鋭くしなやかな形状で素早い動きを可能にするのが特徴です。
赫者ほどの巨大化はしないものの、赫子を自在に操り、流れるような連続攻撃を繰り出します。
元CCG捜査官ということもあり、クインケ操術が得意で赫子をクインケに見立て戦うシーンもあります。
クロの戦闘スタイルは、スピード重視のヒット&アウェイ戦法で、相手の隙を突いて一気に攻め立てるのが強みです。
しかし、半赫者化による精神の不安定さから、戦闘中に冷静さを欠く場面も多く、感情的になりやすいのが弱点となっています。
赫子の攻撃力と素早さを活かしつつも、理性を失うことで戦闘が荒くなるのがクロの戦い方の特徴です。
ロマSSSレート・赫者化の特徴と戦闘能力
ロマは、「ピエロ」の創設者でありながら、普段は陽気で無邪気な態度を装っている喰種です。
しかし、ロマの正体はSSSレートの喰種「うろんの母」です。
赫者化したロマは、巨大な異形の怪物で『巨大化したオバQ』のような姿に変貌し、頭部にロマが埋め込まれてる状態になります。
戦闘スタイルは、赫者化による巨大化した体から放たれる打撃が非常に強力です。
高い攻撃範囲と持続力を活かした制圧型で、一方的に攻撃を加える戦法を得意とします。
旧多・赫者化の特徴と戦闘スタイル

旧多二福(ふるた・にむら)は、VとCCGの両方に関わる狡猾で冷酷な策略家であり、物語の終盤においてはリゼの赫包を移植することで喰種の力を手にし、圧倒的な力を誇りました。
旧多の赫者化は、赫子を全身にまとう人型の形態へと変貌し、背中からは巨大な赫子を操り強力な攻撃を仕掛けます。
赫者化した際の攻撃範囲は非常に広く、一度に多数の敵を制圧することが可能です。
戦闘スタイルは、赫子を自在に操り、巨大な触手状の赫子を振り回しながら広範囲の攻撃を繰り出します。
シコラエ・Rc細胞を取り込む特殊な能力
シコラエは、他者のRc細胞を取り込み新たな赫子を形成するという特殊な能力を持つ異質な喰種です。
通常の喰種は自身の赫包から赫子を生成しますが、シコラエは周囲の喰種のRc細胞を吸収し、自身の肉体を変異・強化することが可能です。
東京喰種:re最終巻で竜戦後に残った「竜遺児」を取り込み赫者化する。
敵性喰種として非常に危険な存在となる。
赫者とは?通常の赫子や半赫者との違いを解説

- 赫子
喰種が持つ捕食器官で、体内の赫包から生成され、攻撃や防御に使用されます。 - 半赫者
赫者化の途中段階で、赫子が部分的に体を覆う状態。
赫者ほどの強大な力は持たないものの、通常の喰種よりも高い戦闘能力を有します。
一方、他者の赫包を取り入れた影響で精神の不安定さや暴走のリスクも伴い敵・味方問わず攻撃してしまうことなどがあります。 - 赫者
喰種が共食いを繰り返すことで、赫子が異常発達し、全身を鎧のように覆う形態。圧倒的な戦闘力を持ちます。
半赫者のように精神的な不安定さも制御しており暴走するリスクが少ない。
半赫者と完全赫者の違いとは?

赫者には半赫者と完全赫者の2種類が存在し、それぞれの特徴には明確な違いがあります。
・半赫者の特徴
赫者化が不完全であり、赫子が部分的に体を覆う。赫子の発達が未熟であり、完全赫者に比べると戦闘能力が劣る。赫者化によって精神が不安定になりやすく、暴走することが多い。
例:カネキ、ヤモリ、オウル
・完全赫者の特徴
赫者化が完了し、全身が赫子で覆われる。戦闘能力が飛躍的に向上し、赫子の攻撃範囲や防御力も強化される。理性を保ちつつ戦闘を行えるため、単なる暴走型とは異なる戦術的な戦いが可能。
例:エト、芳村店長、ロマ(うろんの母)
半赫者は「未完成な赫者」であり、暴走のリスクが高いのに対し、完全赫者は「進化を遂げた究極の赫者」と言えます。
そのため、完全赫者は喰種の中でも頂点に立つ存在として君臨するのです。
完全赫者に分類されるキャラクターたち

『東京喰種』には、多くの赫者が登場しますが、その中でも「完全赫者」と呼ばれる存在はごくわずかです。
完全赫者とは、赫者化した際に理性を保ちつつ戦闘を行える喰種であり、通常の赫者とは一線を画す存在です。
代表的な完全赫者には以下のキャラクターが挙げられます:
- エト(隻眼の梟)
赫者化しても高い知能を維持し、圧倒的なパワーを兼ね備える。 - 芳村店長
赫者化しても冷静な判断ができ、戦闘も今までの経験を生かした戦いが得意である。 - ロマ(うろんの母)
赫者化後も楽しむように戦闘を行い、巨大な赫子を自在に操る。
完全赫者の特徴は、単なる暴走型の赫者とは異なり、戦闘中でも高い判断力を持ち、戦術的に戦える点です。
そのため、完全赫者は喰種の中でも最強クラスの存在として位置づけられています。

オウルは半赫者から赫者へと進化した作中でも珍しいキャラだよ!
赫者の強さと恐怖!東京喰種における赫者の存在意義

この記事では下記について解説しました。
『東京喰種』における赫者は、喰種の進化形態であり、同時に「力の象徴」と「暴走の危険性」を内包した存在です。
通常の赫子を超越した圧倒的な攻撃力と防御力を誇る赫者は、作中において「最強クラスの喰種」として描かれています。
しかし、その力を得るためには「共食い」という倫理を超えた行為が必要であり、喰種の本質的な残酷さや生存競争を象徴する存在でもあります。
赫者は、単なる戦闘能力の向上だけでなく、キャラクターの精神状態や成長を表現する要素としても重要な役割を果たします。
例えば、カネキの半赫者化は、カネキが痛みと絶望を乗り越え「覚醒」する瞬間を示しており、エトの赫者化は喰種と人間の狭間で生きるエトの宿命を象徴しています。
ノロや滝澤政道のように、赫者化によって「怪物」と化してしまうケースもあり、赫者がもたらす精神的な変化の影響は計り知れません。
赫者の存在が物語の戦力バランスや戦闘のスケールを大きく変える要素となっています。
赫者という存在は、「力」と「狂気」の二面性を持ち、その力をどう扱うかがキャラクターの成長や物語の展開に深く関わるものです。
【東京喰種】キャラ強さランキングトップ10!最強は誰だ?で個人的に決めたランキング形式で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
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